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7月24日 貞水連続講談の会「仙石騒動」@湯島天神

★★★一龍斎貞水連続講談の会「仙石騒動」第3席(18時32分 湯島天満宮参集殿)

●一龍斎貞友 一休さんの子供時代 頓智問答
●一龍斎貞橘 義経と勇敢な仲間たち
 <仲入り>
●一龍斎貞水 仙石騒動 第3席「神谷転 江坂七郎の住まいを探す」
 麻布飯村四辻で、対立している仙石播磨守と相良遠江守の両者の行列が遭遇。仙石の供頭神谷転(うたた)と相良の供頭江坂七郎があわや斬り合いというところになるが、薩摩藩士、菱川重兵衛の仲裁が入ってその場は収まり2人は和解した。
 相良への仇が討てたというので仙石の殿様は気分が良い。神谷は50石の加増となった。
 しばらく後、神谷は勤めが終わった後、自宅へ帰ると魚屋の新八が訪れる。新八は江坂七郎の家にも出入りしており、江坂が浪人となって今は牛込神楽坂のどこかに住んでいるという。翌日、非番だった神谷は牛込神楽坂を訪ね江坂の家を探すがどこに住んでいるか分からない。その後も何度も牛込神楽坂の近辺を探すがやはり江坂の住まいは分からなかった。
 神谷は相良遠江守の屋敷の前に来てみる。門の近くに団子屋があり、そこのじいさんに江坂の事について尋ねてみる。江坂は神谷の首を取って帰らなかったことで相良の殿様から不興を買い浪人になってしまったとの事を聞かされる。しかし江坂の住まいはやはり分からなかった。
 神谷はこれで見つからなかったらもう最後と牛込神楽坂を訪ねる。髪結床にいた隠居に尋ねると見事江坂の住まいを突き止めることができた。さっそく江坂の住居を訪ねるが妻と息子の三人で住みでひどく困窮した暮らしをしていた。自分ばかりが加増を受け良い思いをしていることを申し訳なく思う神谷。後々、神谷の口利きで江坂は仙石の家へ召し抱えられ、神田作十郎と名を改める。

 仙石播磨守と相良遠江守とが天下の往来で喧嘩したということで、幕府はなんらかの処置をするよう求める。仙石家の家老が相談した結果、殿様には隠居してもらって、若殿に家督を譲ろうということになるが、この事を誰が殿様に告げるか。殿様の甥である仙石左京がこの役に選ばれる。両者の喧嘩を見事収めたと、世間での左京の評価は上がる。左京は寄合旗本の松平主税に気に入られ、左京の息子と主税の娘の縁談がまとまった。主税の兄は老中筆頭職の石州浜田城主松平周防守である。思わぬことで権力を得た左京。これがきっかけで左京はお家横領という仙石家の騒動の渦中の人となる。
 (20時45分終了)

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