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2月13日 日本講談協会・講談新宿亭

 みのり改メ紅純さんは本日はまだ前座としての出演。18日の上野広小路亭での定席で正式に二ツ目昇進になるようだ。本日の演目「三方ヶ原」は前座生活の締め括りとして選んだのかも知れない。

★★★日本講談協会定期公演 講談新宿亭・夜席(新宿永谷ホールFu- 17時30分開演)

●神田桜子 八百屋お七(前半)
●神田紅純 三方ヶ原軍記
●神田真紅 南総里見八犬伝 犬塚信乃
●神田蘭 樋口一葉(前半)
●神田鯉風 寛永宮本武蔵伝 狼退治
●神田愛山 名工苦心談 偽甚五郎
◇江戸の大工、甚助は亡くなった母親の供養のため中山道を通り紀州・高野山へと向かっている。信濃と美濃の境の峠道で山賊に身ぐるみはがされたところを中津川の源左衛門に助けられる。甚助は源左衛門の家に厄介になるが、ここにはもう一人大工が泊っており名は甚五郎という。甚五郎といえば言わずと知れた彫り物の名人であり、源左衛門に請われてこの場に滞在し、20両という金で「鯉」を彫っている。出来上がった鯉の彫り物を甚助は見るが「これは鯉ではなく“もぐら”だ」「化け魚だ」とさんざん馬鹿にする。ならばと言う事で5日間の期限で甚助に同じ鯉を彫らせ、どちらがいい出来か競わせる。4日間は酒を飲んでばかりいた甚助だが、最期の日の夜、飲まず食わず一心不乱にノミをふるい、翌朝には鯉の彫り物を完成させる。見るとこれは何とも荒々しい体裁でとても鯉とは思えない。甚助の言いつけでこの彫り物を水を張ったタライに入れると鱗が光り、まるで生きている鯉が泳いでいるようである。自ら甚五郎と名乗っていた者が偽物で、実は甚助こそ本物の甚五郎であることが分かる。甚五郎は20両の金を受け取って高野山へと旅立つ。また源左衛門は、この噂を聞き付けた藩主の遠山美濃守にこの鯉の彫り物を進上し、莫大な褒美を得たという。
 <仲入り>
●神田阿久鯉 芝居の喧嘩
●神田松鯉 赤穂義士銘々伝 赤垣源蔵徳利の別れ
 (20時39分終了)

180213c講談新宿亭

180213a講談新宿亭

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