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2月3日 本牧亭講談会@御茶ノ水、「おやこで楽しむ講談入門」GET

★★★本牧亭講談会(御茶ノ水・太陽 13時00分開演)

●一龍斎貞奈 三方ヶ原軍記
●宝井梅湯 快男子 仁礼半九郎の恋
●神田すず 播州縞の由来 女切(おなきり)峠
▽兵庫県加西市に伝わる民話を宝井琴星先生が講談として再構成した話。
◇播州の山里、上万願寺村での話。機織りの名手、テルには庄屋の息子の源四郎という許嫁がいる。テルの元には京の都から、音羽屋の市兵衛という男がしばしば仕事を依頼しに来る。いつしかテルと市兵衛は恋仲になり隠れて逢瀬を重ねる。市兵衛の商売仇でやはり京の都からやってくる船岡屋の弥吉という男がいる。ある日、弥吉が村の者たちと共に歩いていると、寺の物陰で逢瀬を楽しんでいるテルと市兵衛の姿を見つける。許婚がいるにも関わらずふしだらな事をするテルに村中で悪い噂が広まる。また市兵衛も、村の者たちへの仕事の依頼を断られるようになる。仕事が取れなくなった市兵衛は、もうこの村へは来れない。またテルの両親も市兵衛と会うことを禁じる。離れ離れになってしまった二人はお互い会いたいという気持ちが募る。
 テルは弥吉に手紙を託し、それを都の市兵衛に渡してもらう。何度か手紙を交換していうちに、正月八日、村の寺でお会式の祭りのある日の晩に二人で駆け落ちすることに決める。市兵衛をよく思わない弥吉はこの手紙の内容を源四郎に教える。
 当日の夜、祭りで盛り上がっている境内を抜け出し、テルは待ち合わせ場所の山上へと登る。しばらく待って夜闇から男の姿が見え、テルは市兵衛かと思ったが実はこの男は源四郎であった。源四郎はテルを引き連れて帰ろうとするが、テルはこれを振り切る。怒った源四郎は所持していた鎌でテルを肩口からザックリと斬る。源四郎が去った後、この場に市兵衛が現れる。息も絶え絶えのテルは「私が悪かった」と一言残し、息を引き取る。泣き嘆く市兵衛はテルの死骸を抱えながら、近くにある池へと身を投げる。以後、二人が歩いた道はいつしか「女切(おなきり)峠」と呼ばれるようになり、身を沈めた「女切池」には比翼塚が建てられる。兵庫県加西市に伝わる民話を元にした悲恋の物語。
<仲入り>
●鈴々舎八ゑ馬
●田辺一乃 無官の大夫 敦盛
 (15時16分終了)

180203e本牧亭講談会@太陽

 終演後、会場から神田・三省堂まで歩く。琴星先生ほかが執筆された「おやこで楽しむ講談入門」がアマゾンでは既に発売になっているのだが、出来れば書店で入手したかった。4階の「落語」の本のコーナーにはなく、探してみると少し離れた「能・狂言」の書籍が並んでいる下の辺りに「大衆芸能」と分類された本が十数冊あり、ここでお目当ての本を1冊発見! 迷わず購入する。講談という芸能の裾野をいかに広げるか。その取り組みにもファンとして目が離せない。

180203j親子で楽しむ講談入門@総武快速

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