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1月28日 琴調・南海二人会@落語カフェ

★★★花形講談会 宝井琴調・旭堂南海二人会(落語カフェ 13時31分開演)

●田辺いちか 牛若・弁慶五條の橋の出会い
●宝井琴調 快男子 仁礼半九郎の恋
●旭堂南海 薮井玄以(前半)
 ◇武田家は天目山の戦いで滅亡する。武田勝頼の家臣として戦った竹内玄之丞は大坂へと落ち延びここで医術を学ぶ。尾張国・薮井村に移ってお幸という妻を迎え、薮井玄以(げんい)と名を改めて村の民への治療を施している。ある縁日の日、玄以がお薬師様を祀る三峰山へと参拝に行くと、草むらで一匹のオオカミが苦しんでいる姿を見つける。玄以は手持ちの薬を与えるとオオカミは元気を取り戻し、感謝しているような素振りをして山中へと消えた。翌朝、玄以の家の前に一羽のキジが横たわっている。果たしてこれは昨日のオオカミのお礼なのか。翌日もその翌日も家の前にはキジが横たわっており、その次の日には枯草の束と一巻の巻物が置かれている。巻物には薬草の調合の方法が詳しく記されており、これを元に病人の治療にあたるとこの薬が驚くほど良く効き、玄以はやがて名医と呼ばれるようになる。
 そんな折、玄以の家の前で7~8歳くらいの頭が大きく汚い身なりの子供が泣いている。この捨てられた子供を玄以夫婦が世話をしていると、3日後その母親が現れた。彼女はかつての代官三峰惣左衛門の妻で、その悪逆非道ぶりから百姓たちの怒りを買い、家族もろとも吊し上げにされてしまった。玄以はこの子供を引き取って惣成(そうせい)と名を改めさせ、医術を教えながら育てることにする。覚えの早い惣成は医術の腕を上げるが、患者に対する態度が横柄で村の者からの評判は悪い。
 子供のなかった玄以夫婦に女の子が産まれお八重と名付ける。玄以は17歳になった惣成を3年間の期限で京の都へ送り医術の修行をさせる。しかしそれから惣成からの手紙は1通も来ず、音信不通となって7年の月日が経つ。
 玄以は出向き先の茶屋で、京の都で大層評判になっている医者がおり若いながらも典薬頭(てんやくのかみ)になっているとの話を聞き付ける。その人物は三峰惣成という名だとのことで、これは長い間連絡が取れていない我が子に違いない。夜、玄以が三峰山に登るとホウキ星が流れ落ちるのが見えた。これは京の都でも悪い流行り病が広まるとの兆しか。
 玄以、妻のお幸、娘のお八重の3人で京へと向かう。泊まった宿で聞いたところ、三峰惣成は広大な屋敷を構えているという。玄以がその屋敷を訪ねると、惣成は後日玄以たちの泊まる宿へ必ず行くと答えるが、いつまで経っても惣成は宿へと来ない。最初のうちは立派に出世した事を喜んでいた玄以だが、医は仁術だという自分の教えを分かっていなかった惣成のその尊大な態度に対して怒りが募る。
 駕籠に乗って行列している中に分け入って、玄以は惣成の頭を扇子で思い切り叩く。これから薮井玄以と三峰惣成の対決となるわけだが、その話はまたいつの日か。
 <仲入り>
●旭堂南海 茶の湯戦国記 本能寺の変
 ▽楢柴(ならしば)、初花(はつはな)、新田(にった)。この3つが揃えば天下が取れるという、天下三肩付(てんかさんかたつき)の茶器。本能寺の変が起き、自身の命が危機にさらされてもこの価値高い茶器に執心する博多の商人の物語。
●宝井琴調 団蔵と淀五郎
 (15時52分終了)

180128b琴調・南海@カフェ

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