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12月9日 本牧亭講談会@御茶ノ水

★★★本牧亭講談会(御茶ノ水 太陽 13時02分開演)

171209本牧亭講談会@太陽


●田辺凌天 鬼児島弥太郎使者
●神田すず 爆裂お玉 福富別邸
 ◇柳橋の芸者、爆裂お玉はお客の懐から金目の者を抜く癖がある。ある時出会った振袖吉次と夫婦約束をするがこの男もまた盗人である。もう一人、英国堂洋品店の主人である五十過ぎの立派な風采をした男、青龍刀権次もまた泥棒稼業をしている。三人は集まり何やら会合をする。
 10月過ぎのこと、根岸お行の松の妾宅・福富別邸にお玉と婆や1人、猫1匹で暮している。ご本宅ではお玉に若い男が近づいて来ないかと気にしている。今日は旦那様はこちらには来ない。お玉の隣りで婆やは寝る。夜12時頃のこと。1人の男が侵入しお玉の寝ている枕元まで来る。お玉を縛り上げ、タンスから150円の札束を取り出す。さらに男がお玉の身に迫ったところで、お玉は大声をあげる。婆やは目を覚ます。この大声を聞きつけた巡回中の巡査が「何かありましたか」と声を掛けると、男は150円の金を持って邸から逃げ出す。奪われた150円という大金は旦那様から預かった大切な公金である。泣くお玉を婆やはなぐざめる。
 夜が明けて、お玉の顔がどうしても見たくなったと、福富の主人が俥に乗って訪れる。お玉から150円が盗まれた昨夜の出来事を聞かされるが、お玉の身が無事だった事に安堵する。福富の主人は続けて話す。お玉は17年前に横浜で捨て子として拾われたと聞いている。先日自宅を訪れた鷲津侯爵が給仕をしていたお玉の姿を見て、もしや彼女こそ17年前に生き別れになった秀子姫ではないかという。秀子姫には右の耳の下に大きなホクロがあったというが確かにお玉にも同じ箇所にホクロがある。もし秀子姫であるのなら鷲津家で引き取りたいと言っていた、福富の主人はこう話した。お玉は育ての親である英国堂の権次に確認してみないと分からないと俥に乗り、横浜の英国堂へと向かう。ここには主の権次と、そして昨夜の泥棒がいる。昨夜の強盗の一件はすべてはこの者たちが仕組んだことであり、さらにお玉が17年前に捨て子として拾われたという話も真っ赤な嘘だった。これからお玉は、財産目当てに妹君の秀子姫として鷲津侯爵の屋敷へ乗り込み、一波乱あるのだがその話はまたいつか。
●柳家喬の字 短命
 <仲入り>
●田辺一乃 杉野十平次と俵星玄蕃
 (15時11分終了)

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