記事一覧

10月30日 こみち真打昇進@池袋、貞水@湯島天満宮

 落語協会の秋のお披露目。40日間の興行のなかで、千秋楽である今日しか結局足を運べなかった。今回の落語協会の真打昇進は3人。5人または10人ずつの昇進が続いた中、実力、人気、話題性のある3人がたまたま香盤順に並んだということで、抜擢に近い扱いなのではないか。 落語という芸能は「男の芸」という要素が大きく「飲む・打つ・買う」が主題である場合が多い。それを女性がやろうとするとどうしても壁に突き当たってしま...

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10月28日 講談貞橘会@らくごカフェ

 上方から南海先生をお呼びしての会。東西の本格派が聴けるとあって客席もほぼ埋まる。秋は芸術関係の行事が多いためか、貞橘先生は地方回りが続いているとのことで少々お疲れ気味のようにも見える。★★★講談貞橘会(第70回)旭堂南海 一龍斎貞橘二人会(13時31分開演 らくごカフェ)●一龍斎貞橘 五條の橋 ▽本日は前座さんがおらず、貞橘先生が開口一番。めくりも無し。●旭堂南海 旭堂南海 赤穂義士銘々伝 矢頭右衛門七 ▽赤穂義...

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10月27日 宝井一門会@上野広小路亭

 宝井一門の会といえば「かぶら矢会」という権威ある会が来月あるためか、今回の上野広小路亭でのこの会は、客席がちょっと寂しい。★★★宝井一門会(上野広小路亭 18時03分開演)●宝井琴屯 三方ヶ原軍記●宝井梅湯 黒田節の由来●田辺鶴遊 名医と名優●宝井琴柑(一凛の代演) 金色夜叉(序開き) ▽登場するとき客席から「おやっ?」という声が聞こえる。一凛さんは諸事情のため休演ということで、今日北海道の置戸という町から帰...

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10月25日 三商講談会@大正記念館

 いつもは庭園内の池に面した数寄屋造りの「涼亭」で開かれる会が、今回は庭園入口入ってすぐの「大正記念館」での公演。学生の方も多くいらしてましたが、三商、または明治大学の縁ででしょうか。★★★第25回三商講談会(清澄庭園 大正記念館 17時46分開演)●田辺凌天 一休禅師と蛇目の茶碗●一龍斎貞弥 御大島岡吉郎物語 ▽明治44年、長野県の伊那で島岡吉郎は生まれる。子供の頃はやんちゃで上級生相手に喧嘩するが、弱い者いじ...

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10月22日 阿久鯉独演会「祐天吉松」@須賀神社

★★★阿久鯉独演会「鯉のゆくえ」~『祐天吉松』を聴く会 (四谷・須賀神社 14時30分開演) 大型台風が接近し、朝から雨が激しく降り風も徐々に強まる中での口演。前日に「明日は絶対に来るように!」と凄まれイヤイヤ来たとか、そんなことはゆめゆめありません!●神田阿久鯉 祐天吉松 飛鳥山親子の出逢い~お源の身請け ◇本所・中之郷の三河屋万蔵に見込まれた吉松は養子になり、さらにお源という女房を迎える。お源の背中一面...

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10月21日 新鋭講談会@御茶ノ水

 偶数月の第3土曜日に開催される新鋭講談会。5人のレギュラーの内、本日は一邑先生がお休み。★★★本牧亭新鋭講談会(御茶ノ水・太陽 13時02分開演)●神田山緑 鼠小僧次郎吉~化け物屋敷 ◇鼠小僧次郎吉は、表では泉屋という魚売りの家業をしていることになっているが、裏ではバクチ打ち、さらに大名や旗本の屋敷に忍び込んでは大金を奪いそれを貧しい者たちに分け与えている。 師走の中頃、一面銀世界でさらに雪がチラチラ舞う...

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10月20日 講談協会 日本橋亭夜席

★★★講談協会 日本橋亭夜席(お江戸日本橋亭 17時32分開演)●神田伊織 三方ヶ原軍記●一龍斎貞奈 木村又蔵 鎧の着逃げ●田辺いちか 三方ヶ原軍記(続き)●神田すず 太閤記より 清洲城の石垣●一龍斎貞寿 夫婦餅の由来●宝井琴調 白隠禅師 <仲入り>●宝井琴星 沖田総司●一龍斎貞橘 天保六花撰~宗俊と直侍 ◇雲州松平出羽守の屋敷で300両という金を巻き上げた宗俊。この金をバクチであっという間に使い果たしてしまう。やはり...

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10月19日 講談協会 日本橋亭夜席

朝から冷たい雨が降り続く。なんでも10月としては30年ぶりの寒さだとか。演者さんがなにやらピリピリしたムードであるように感じたが気のせいか?★★★講談協会日本橋亭夜席(お江戸日本橋亭 17時30分開演)●一龍斎貞奈 三方ヶ原軍記●宝井琴屯 御子神典膳 甕割り●田辺凌天 一休の器●宝井琴柑 金色夜叉●田辺一乃 楠木の泣き男 ◇楠木正成公は赤坂千早城へ移る際に家来を増やそうと、一芸に秀でたものを募集することになり堺の町...

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10月16日 講談まつり(赤穂義士伝特集)@国立演芸場

 秋の講談まつりはなぜか、雨の日が多いという話。今日も朝からシトシト雨で肌寒い1日でした。★★★講談まつり 神無き月に義士伝~元禄雪のあけぼの (国立演芸場 18時00分開演)司会:神田あおい、一龍斎貞寿●田辺鶴遊 武林唯七 粗忽物語●宝井琴柳 中山安兵衛 道場破り●フォーラム(殿中刃傷) ・田辺一邑:裁判長 ・神田織音:浅野内匠頭の代理人 ・宝井一凛:吉良上野介の代理人 ・神田すず:梶川与惣兵衛(金屏風付き)...

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10月15日 本牧亭講談会@御茶ノ水、凌鶴の会@新宿永谷

★★★本牧亭講談会(御茶ノ水・太陽 13時23分開演)●宝井琴屯 三方ヶ原軍記●宝井梅湯 関東七人男 林蔵 高坂の斬り込み ◇正月元旦、林蔵は親分の久五郎の家を訪ね、死んだら骨を拾ってもらいたいと言う。昨日、弟分の浅吉の家に高坂藤右衛門が乗り込み、浅吉の左腕をへし折ったので、その仇を討ちに行くと言う。藤右衛門には子分もたくさんいるからとなだめる久五郎だが、血の気の多い林蔵は頑として敵討ちにいくといって聞かない...

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