記事一覧

11月12日 本牧亭講談会@御茶ノ水

★★★本牧亭講談会(13時01分開演 御茶ノ水・太陽)●宝井琴屯 三方ヶ原軍記●田辺一乃 正直車夫●田辺一乃 東京オリンピック●鈴々舎八ゑ馬 南京屋政談 <仲入り>●神田春陽 忠治の娘 ◇東海道は島田の宿。油・荒物・釣り道具を扱う中屋という店があり、主は文左衛門という。彼には「おふく」という美しい娘がいる。狙う男も多かったが、正太郎というヤクザ者と所帯を持つことになった。正太郎は足を洗い、今は堅気として文左衛門...

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11月11日 本牧亭講談会@御茶ノ水

★★★本牧亭講談会(13時01分開演 御茶ノ水・太陽)●田辺凌天 義光と一休●柳家喬の字 時そば●田辺一乃 鮎釣り公方 ◇下野国・喜連川(きつれがわ)藩の藩主、喜連川氏は足利家の家柄を汲むという名門で家康からも特別扱いされていた。表向きは10万石だが、実質は5千石ほど。名家ということで出費はかさみ、藩財政の内情は苦しかった。初代藩主、頼氏(よりうじ)は、奥州街道の宿場であるこの喜連川に金を落としてもらうよう、様...

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11月10日(金)西日本の旅(5・最終日)山陰本線と住吉神社

 ↓この近辺で一番大きな都市、浜田へ1泊しあとは帰るだけである。関東はずっと東だが天邪鬼にもここから山陰本線で西へと向かう。長い山陰本線の西側はほとんど乗ったことの無い区間で、景色も良いこの区間を鈍行列車で(というか優等列車は走ってないのだが)ゆっくり車窓から山陰の海を眺めながら乗車してみたかった。途中「特牛」駅で下車。特牛(こっとい)駅は鉄道ファンの間では、奥羽本線の「及位(のぞき)」駅と並ぶ難...

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11月9日(木)西日本の旅(4)・石見銀山と三江線(その2)

 ↓今朝もコンビニ弁当でスタート。大田市駅前からバスに乗り、20分で大森代官所跡へ到着。ここが先年、世界遺産に登録された「石見銀山」である。別に訪れる予定はなかったのだが、三江線の沿線にほど近く、ついでに立ち寄ったという感じ。確かに古い町並みではあるのだが、江戸時代をそのまま感じるというほどでも無い。「古さ」が中途半端なのだ。まだ朝早いので、内部を公開している家々もまだ戸を閉めたまま。1時間ほど地元の...

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11月8日(水)西日本の旅(3)・三江線(その1)

 ↓朝5時38分、三江線(さんこうせん)の一番列車に乗り込み今日の旅は始まり。なにしろ1日に4~5本程度しか列車の走っていない超閑散路線だから仕方ない。進行方向右側には江の川が沿って流れているはずだがそれもよく分からず。1時間ほどで口羽(くちば)駅に到着で28分の停車。のんびりしたものである。この先は1975(昭和50)年に開通した新線区間である。7時19分。目的地の「石見都賀」駅へ到着した。盛土上に造られた駅で、集...

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11月7日(火)西日本の旅(2)広島国宝巡り

 ↓今日は広島県内の国宝建造物のある寺3ヶ寺を巡る。朝、7時半ころホテルを出て福山駅前より尾道方面へ行くバスに5分ほど乗車。神島橋西詰バス停で下車し、南へ10分ほど歩くと明王院がある。石段を昇った上に本堂と五重塔が並ぶが、この両方とも国宝。本堂は1321年の築。五重塔は1348年の築。安定感のある本堂と、屋根の反りの優美な五重塔が並ぶさまはなんとも魅了される。 ↓明王院には1時間ほど滞在し、バス停に戻る。本数は...

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11月6日(月)西日本の旅(1)吉備路

 ↓早朝に家を出て、新幹線で岡山へ。桃太郎線(吉備線)に乗り換える。「桃太郎線」とはなんとも恥ずかしい名だがもちろんこれは愛称。岡山駅での案内板・時刻表等では「桃太郎線」の名で統一され、本来の「吉備線」という名称はいっさい使われていないが、これでいいのだろうか。 吉備津駅で下車し、10分強歩くと「吉備津神社」。ここは以前にも訪れたことがあるが、列車の時間の関係で20分ほどしかいられなかった。今回は1時間...

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11月5日 すず勉強会「笹野権三郎(第二席)」

 不定期で開かれる神田すず勉強会。「笹野権三郎」もいよいよ面白くなってくる。次回の日程は未定だとのこと。★★★神田すず勉強会(13時00分開演 お江戸両国亭)●一龍斎貞奈 大久保彦左衛門 梅の花のご意見●神田すず 笹野権三郎(2) 三日月城槍試合◇紀州和歌山城の城主、頼宣公の家臣、笹野権三郎は幼い頃より高田又兵衛から槍術を習い、奥義を極め、今では城下では槍といえば権三郎と言われている。これが面白くないのが殿の槍の...

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11月2日 はなぶさ会@日本橋亭

 来週は西日本を旅行する予定でなんやかやあるのだが、今日は梅湯さんの関東七人男の続きをなんとしても聞きたかった。林蔵の運命はどうなるのか、次回はいよいよ最終回だそうです。やっぱりヤクザの話では大団円なんてないのだろうな。★★★はなぶさ会(12時40分開演 お江戸日本橋亭)●宝井琴屯 三方ヶ原軍記●田辺凌天 一休の器●田辺いちか 御子神典膳 甕割り●神田山緑 西郷南洲 生い立ち●田辺鶴遊 古賀政男 若き日●田辺凌鶴...

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10月30日 こみち真打昇進@池袋、貞水@湯島天満宮

 落語協会の秋のお披露目。40日間の興行のなかで、千秋楽である今日しか結局足を運べなかった。今回の落語協会の真打昇進は3人。5人または10人ずつの昇進が続いた中、実力、人気、話題性のある3人がたまたま香盤順に並んだということで、抜擢に近い扱いなのではないか。 落語という芸能は「男の芸」という要素が大きく「飲む・打つ・買う」が主題である場合が多い。それを女性がやろうとするとどうしても壁に突き当たってしま...

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10月28日 講談貞橘会@らくごカフェ

 上方から南海先生をお呼びしての会。東西の本格派が聴けるとあって客席もほぼ埋まる。秋は芸術関係の行事が多いためか、貞橘先生は地方回りが続いているとのことで少々お疲れ気味のようにも見える。★★★講談貞橘会(第70回)旭堂南海 一龍斎貞橘二人会(13時31分開演 らくごカフェ)●一龍斎貞橘 五條の橋 ▽本日は前座さんがおらず、貞橘先生が開口一番。めくりも無し。●旭堂南海 旭堂南海 赤穂義士銘々伝 矢頭右衛門七 ▽赤穂義...

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10月27日 宝井一門会@上野広小路亭

 宝井一門の会といえば「かぶら矢会」という権威ある会が来月あるためか、今回の上野広小路亭でのこの会は、客席がちょっと寂しい。★★★宝井一門会(上野広小路亭 18時03分開演)●宝井琴屯 三方ヶ原軍記●宝井梅湯 黒田節の由来●田辺鶴遊 名医と名優●宝井琴柑(一凛の代演) 金色夜叉(序開き) ▽登場するとき客席から「おやっ?」という声が聞こえる。一凛さんは諸事情のため休演ということで、今日北海道の置戸という町から帰...

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10月25日 三商講談会@大正記念館

 いつもは庭園内の池に面した数寄屋造りの「涼亭」で開かれる会が、今回は庭園入口入ってすぐの「大正記念館」での公演。学生の方も多くいらしてましたが、三商、または明治大学の縁ででしょうか。★★★第25回三商講談会(清澄庭園 大正記念館 17時46分開演)●田辺凌天 一休禅師と蛇目の茶碗●一龍斎貞弥 御大島岡吉郎物語 ▽明治44年、長野県の伊那で島岡吉郎は生まれる。子供の頃はやんちゃで上級生相手に喧嘩するが、弱い者いじ...

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10月22日 阿久鯉独演会「祐天吉松」@須賀神社

★★★阿久鯉独演会「鯉のゆくえ」~『祐天吉松』を聴く会 (四谷・須賀神社 14時30分開演) 大型台風が接近し、朝から雨が激しく降り風も徐々に強まる中での口演。前日に「明日は絶対に来るように!」と凄まれイヤイヤ来たとか、そんなことはゆめゆめありません!●神田阿久鯉 祐天吉松 飛鳥山親子の出逢い~お源の身請け ◇本所・中之郷の三河屋万蔵に見込まれた吉松は養子になり、さらにお源という女房を迎える。お源の背中一面...

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10月21日 新鋭講談会@御茶ノ水

 偶数月の第3土曜日に開催される新鋭講談会。5人のレギュラーの内、本日は一邑先生がお休み。★★★本牧亭新鋭講談会(御茶ノ水・太陽 13時02分開演)●神田山緑 鼠小僧次郎吉~化け物屋敷 ◇鼠小僧次郎吉は、表では泉屋という魚売りの家業をしていることになっているが、裏ではバクチ打ち、さらに大名や旗本の屋敷に忍び込んでは大金を奪いそれを貧しい者たちに分け与えている。 師走の中頃、一面銀世界でさらに雪がチラチラ舞う...

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